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いっぷくこうさくしょ

つくること、くらすこと。


by ippuku_kousaku

ハトムギと小豆で「あまがし」風に

先日の中国茶教室で食べた「あまがし」を、家にある材料で作ってみました。

あまがしは押し麦と緑豆をやわらかく炊いた沖縄の伝統的な食べ物で、ほのかに感じる程度に黒砂糖で甘味付けされています。
教室ではハトムギが使われていました。これに白玉団子を加えてもいいそうです。

端午の節句には、あまがしを菖蒲の葉ですくって食べるとか。おばあが孫の成長を祝い、あまがしを作って食べさせる様が目に浮かびます。

さて、自分流 あまがし作り、開始。

材料
ハトムギは購入し、それ以外は常備してある食材でまかないました。緑豆の代わりに小豆を、黒砂糖の代わりにてんさい含蜜糖を、白玉粉の代わりにだんご粉(白玉粉と米粉のブレンド)を使用。

作り方
①ハトムギは圧力鍋で炊きました。
洗ってたっぷりの水に30分ほど浸したハトムギを圧力鍋に入れ、⒈2倍の水を加えて強火で加熱し蒸気が上がったら火を弱めて約20分。火を止めそのまま蒸気が落ち着くまで放置し、圧を抜いて蓋を開け、軽く混ぜて出来上がり。使う分をとりわけ、残りは小分けして冷凍しました。すぐに使えて便利です。

②小豆は鍋で炊きました。
小豆を洗ってたっぷりの水で茹で、一度ゆでこぼします。新しい水を加えて再度火にかけ、沸騰したら火を弱めて途中で差し水をしながら軟らかくなるまで煮ます。小豆を指ではさんで簡単につぶれるくらいやわらかくなったら火を止めます。ゆで小豆も小分けにして冷凍しておくと、何かと便利です。

④小鍋にゆでた小豆を汁ごと適量入れ、ハトムギ、水を加えて火にかけます。弱火でコトコト、少しとろみがついてきます。ざ柔らかくなったら砂糖を加えて好みの甘さにし、しばらく炊いて味をなじませます。最後に塩をひとつまみ加えて火を止めます。
※ハトムギと小豆の割合はお好みで。私は3対5くらいの割合にしました。水分は緩めのぜんざいを作るような感じで加えました。

⑤④のあら熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。

⑥団子を作ります。
まず鍋にたっぷりの湯を沸かしておきます。それとは別にお湯を沸かしておきます。(団子をこねる分)

⑦団子の粉をボウルに入れ、分量の熱湯を加えて箸で混ぜ、まだ熱いうちに手で耳たぶくらいのかたさにこねます。少しベタついても大丈夫。手に水を付けながら、小分けにした生地を団子に丸め、沸騰したお湯に入れていきます。団子が浮かんだら数分茹でて出来上がり。ザルに上げて冷まします。

⑧器に⑤を盛りつけ、白玉団子を浮かべていただきます。
ハトムギと小豆で「あまがし」風に_c0202865_20184335.jpg

この作り方で正解かどうかはわからないけど、大体思っていた味に仕上がりました。
緑豆を使ったあまがしは、もっとあっさりしていたけど、もともとあんこものが好きなので、これもけっこう好みかも。夏の冷菓に、時々作ろうと思います。

by ippuku_kousaku | 2015-07-01 07:21 | 食・料理