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いっぷくこうさくしょ

つくること、くらすこと。


by ippuku_kousaku

今週の畑仕事 9月6日

9月6日(火)

ご無沙汰しています。
今日の作業も草刈りのみ。

風の草刈りを試してみる


今週の畑仕事 9月6日_c0202865_12193743.jpg
枝豆の収穫はまだできそうにない。いつ頃かなぁ。葉っぱが黄色くなりかけているのは、小豆の畝だ。暑さもだいぶ和らぎ、雨が降るようになってきたのでなんとか持ち直してほしい。
花はたくさん咲いている。
今週の畑仕事 9月6日_c0202865_12260718.jpg
大豆は紫(ピンク)だけど、小豆は黄色い花だ。ぷっくりしている。
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夫が早朝に出かけて朝食前に帰宅。私はいつも通り10時頃に行って、草刈りだけして帰ってきた。

夫とは入れ替わりだったので、何をしたのか後で聞いたところ、草刈りしたという。
気がつかなかったなぁ。
私の草刈りも、どこを刈り取ったのか夫にはわからないかもしれない。


草刈り機のエンジンがかからなくなったこともあって最近もっぱら手動の草刈りだ。
鎌で刈る草刈りは、刃の切れ味に左右されるところが大きい。
また、「風の草刈り」という方法を習ったので、刈り込みすぎないようにしているせいもある。

風が吹いたときに揺れる腰のあたりで草を刈り取るのだ。
そうすると草は刈り取られたことに気づかず、成長も緩やかになる。さらに、何度も繰り返すうち、草自体が小ぶりになっていくという。

短く刈ってしまいたくなるのをぐっとこらえて上の方だけシュッと刈る。
手を添えず、片手で鎌を振っただけで草を刈るのはけっこう難しくて、最初は草をなぎ倒しただけで全く刈れていなかった。

慣れてくると、柄を持つ手首のスナップをきかせるといいことがわかってくる。
また、右から鎌を振り、左からもう一度返すとうまくいくようだった。
風が吹くと葉が揺れて、刈り取る高さがわかりやすい。
ぶんぶん鎌を振り回したせいか、どっと汗が噴き出て来る。無理せず木陰で休憩。熱中症要注意だ。


草刈りについてインターネットで調べてみると、皆さん苦労しておられるようで、いろんな記録がアップされていた。中でも、草の成長点についての記述が興味深かった。

植物の成長点は、茎の先端の方にあるものだが、イネ科の植物の成長点は茎の根元にあり、地際で草刈りしても成長点は残る。一方ほかの草は成長点が刈り取られてしまい、次に生えてくるのはイネ科の草だけになってしまう。
一方、高刈りと言って地上から10㎝~15㎝のところで刈ると、イネ科以外の草の成長点も残るため、横に広がる草なども生え、草むらに多様性が出てくる。
イネ科の草を抑制でき、田んぼ周りの草刈りを高刈りにすると、稲熱病対策にいいらしい。

草刈りも奥が深い。


先々週、草刈りしていたらお茶の木を見つけたと書いた。それには後日談がある。
その日の夕方頃から、右腕に細かい湿疹がたくさんできて、それがものすごくかゆいのだ。
翌日になっても収まらないので皮膚科を受診したところ、チャドクガだという。
布を通すそうなので、長袖・アームカバーをしていても防げない。我だけでなく、幼虫(毛虫)の毛でも、死骸でもかゆくなるのだという。あのとき、お茶の木を触って、気づかぬうちにチャドクガに遭遇していたのかもしれない。
それもあって、先週は畑に行かずじまい。
1週間以上かかって、ようやく収まってきた。
今日の草刈りもドキドキしたが、大丈夫だった。

今週の畑仕事 9月6日_c0202865_12260832.jpg

帰り道。
刈り取られた白鳥草がまた盛り返している。
たくましいなぁ。
by ippuku_kousaku | 2016-09-08 13:11 | 生命線をつむぐ暮らし