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手作り市  展示屋台作りのいきさつ

春から、京都百万遍の手作り市に出店するようになった。毎回ハガキを出して応募し、選考に通れば出店できる。市の当日は早朝に出かけていき、出店場所とりの合図を待つ。寝坊したり、要領が分からなくて右往左往したこともあったが、周りの人に教えてもらいながら、出店回数も8回を数えた。まだまだ分からないことがいっぱいあるが、なんとか続けていけそうだ。その間、気づいたこともいろいろある。


手作り市当日、境内には様々な手作り品や飲食物が並ぶ。山野草やマッサージスペースもある。
露天は雨の心配があるのでお堂の屋根の下を借りる人を除けばほとんどがテントを張り、その下で営業している。
その風景は、どこへ行っても同じに見える。テントの下に並ぶものが主役なのだだし、規格化された市販のテントを使うのだから、仕方のないことだけど。

我が家も、市販のテントを組み立て、その下に、ポストカードや額縁などを展示し販売した。最初はテントの中いっぱいを展示スペースに使って大きな作品も並べていたのだが、通りを歩くお客さんをテントの内部に呼び込むのはとても難しい。展示は通りに面した場所に絞り、展示の仕方を工夫していかに引きつけるかにかかっているようだ。そう気づいてからは、展示物をポストカードと手頃な大きさと価格の小さめの額縁に絞り込み、それらをうまく展示するために工夫した。
そうして夫が考え出したのが、多種類のポストカードをテントの間口一面に展示する、つり下げポケットタイプの展示ラックだ。ねじ以外、ほとんど家にある材料を使って作ってくれた。


手作り作戦はまだまだ続く。



何度か出店を繰り返したある日、夫が今度は展示のための屋台を作ると言い出した。
屋根付きの展示台で出店したら、同じようなテントが立ち並ぶ中でも、うちらしさが引き立つのではないか、というのだ。

いきさつはこうだ。

市の時間が終わり撤収作業に入ると、周りの出展者は手際よく展示の品を片付けてあっという間に去って行く。一方の私はそれを横目に、いつまでも荷物を箱に入れたりしている。台車もないので、車が止められる場所まで運びきるのに何往復もかかる。
台車の有る無しで、労力も時間も大きく違ってくるのだ。
さらによく見ていると、折りたたみ式のカートに、出店物(テントも含めて)を全部積み込んで運んでいく人が多いことに気づいた。

「うちも、荷物を全部積んで運べる台車があればなぁ」
「運んだらその台車が展示棚になったらいいよね」
冗談半分で私がそう言うと、「だったら作ろうか」ということになったのだ。


最初は「台」だけ作るのかと思っていたのだが、夫の計画はどんどん進化し、展示台は「屋根付き」の屋台になっていた。木材はほとんど自宅にあるものを使用。屋根も、自宅の屋根を張り替えるときに出たサビサビのトタン波板だった。
「これがあれば、テントもいらない。それに、雨でもないのにテントを張っていてもね」、と夫。

こうして作り上げた屋台。
初お目見えは9月15日の手作り市だった。

会場となる境内の石畳が思ったよりもでこぼこしていて、運び始めて早々に車軸(木製)が折れてしまうというアクシデントがあったけど、なんとか展示できた。
ちょうど角地に出店できたこともあり、この日の売り上げはいつもよりもよかった。

額縁作りの時間をすべて屋台作りに投入し、3日くらいかけて仕上げた屋台。それでも雨の日対策にまで手が回らなかった。先月の手作り市は、午後にゲリラ豪雨に見舞われた。足首まで浸水する所もあったくらい、ものすごい雨。その鮮烈な記憶が残っているので、雨が降ったらどうしようかとひやひやしたが、運良くこの日は雨も降らずに終わったので一安心。
撤収していると、手作り屋台が目を引いたのか、出展者の方が何人か声をかけてくれ、励ましてくれた。これも夫のおかげである(^_^)


一度使ってみて、車軸が弱いこと、後部の屋根の深さが足りないなど、改善点が見えてきた。
課題はこの次に直せばいい。初回としては上々だと満足して帰宅した。


そして昨日。
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近くの公園で屋台を組み立て、後ろの部分に台を増設したり、雨よけの布を張ってみたり、考案中。
10月15日には完成形をお見せできると思います。


思ったことを臆せずやってのける夫の実行力と、発想&技術力に、脱帽!!


P.S.夫は「いっぷく亭」の営業があるので、定休日(火・水)以外は、設営が終わると電車で守口市のお店に出勤していき、店番と撤収は私一人で行っています。
by ippuku_kousaku | 2016-10-12 12:10 | 手作り市 | Comments(0)