盛岡のカフェ Carta さんのランチを空櫁さんで
2018年 03月 12日
盛岡のカフェ Cartaさんのランチを空櫁さんで
岩手産の小麦粉と秋田の白神酵母を使った、香ばしくてもちもちした丸パンのサンドイッチとスープのセット。人参サラダ付き。
座卓に座り、春めいた庭を眺めながらいただきました。
あー、おいしかった(^ ^)
スープの器には、企画展示中の安比塗りのお椀が使われており、使い心地を体感することができました。
漆器というと和食のイメージですが、朱塗りのお椀に、冬越しのジャガイモと新玉ねぎのポタージュスープが、とてもしっくりきていました。
手に持ってみると、程よい重量感。手触りが柔らかくて温もりが感じられました。吸い口にぽってりと厚みがあり、「やさしい器だなぁ」というのが第一印象。
使ってみて、このお椀はいい!と実感しました。
六月の鹿さんの焙煎珈琲も美味しかったです。
食事の後は展示コーナーをじっくり拝見。漆器の作家さんともお話しできて、ラッキーでした。
安比塗りは一般的な漆器に比べて2倍の回数、漆を塗り重ねること、盛岡は国産漆の主要な産地だということ、国産と中国産漆の特質を生かして使い分けていること、お手入れによってどんどん美しくなっていくこと等々、いいお話をたくさん聞けてよかったです。
友達のお子さんがもうすぐ一歳の誕生日を迎えるので、そのお祝いに、子供用の小さなお椀を求めました。
朱塗と黒の二種類あり、書かれた絵柄もいくつかありましたが、朱塗りで、椀の底にキリンが描いてある品を選びました。
絵柄は雄鹿や頭を下げて草を食べる姿勢の鹿、盛岡らしくわんこ蕎麦を食べるキリンもありました。
子供用に限らず、オードブルやおつまみ入れなとして揃える方もいらっしゃるそうです。私もまた、自分用のお椀をいつか買いたいと思います。
by ippuku_kousaku
| 2018-03-12 17:14
| 食・料理